@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00001437, author = {西平, 直史}, journal = {山形大学大学院社会文化システム研究科紀要 = Bulletin of Graduate School of Social & Cultural Systems at Yamagata University}, month = {Oct}, note = {論文(Article), はじめに 近年, サプライチェーンにおいてBullwhip 効果[1]を抑制する手法について様々な研究がなされている。参考文献[2, 3, 4] では, サプライチェーンをむだ時間をもつ動的プロセスとして定式化し,それに基づいた解析を行っている。筆者は参考文献[3, 4]において, サーボ系を構成せずに漸近安定条件に基づいた制御則では,Bullwhip 効果を抑制することはできるものの偏差が残ってしまうことを示した。加えて, サーボ系を構成することで, サプライチェーンのBullwhip効果を抑制しながら, 偏差を取り除くこともできることも示した。したがって, サーボ系を構成したほうが良好な結果を得られることを導いている。しかしながら, 漸近安定条件に基づいた制御則,とくにメモリーレスフィードバック則は, 現在の在庫量の一定数倍の発注をすればよいというわかりやすいものであるのに対して, サーボ系を構成した制御則は, 何に基づいて発注数を決定しているかがわからないものであり, 実際に使う際には制御則の決定方法を理解できずに使うことになり,使いづらい条件である。そこで, 本稿ではリードタイムがないサプライチェーンに対して, 構成したサーボ系の解釈を考察する。つまり, この制御則が何に基づいて発注数を決定しているかを導出する。また, 得られた解釈をより一般化することで, さらに高性能な制御則を導出する。}, pages = {105--109}, title = {サプライチェーンに対して構成したサーボ系の解釈とその応用}, volume = {7}, year = {2010} }