@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00000176, author = {小林, 優子 and 山田, 晃子 and 村田, 恵理 and 清水, 良美 and 利, 美賀子 and 下田, 智子 and 會田, 智美 and 伊藤, 恒賢 and 石幡, 明 and 片野, 由美}, issue = {2}, journal = {山形大学紀要. 医学 : 山形医学 = Bulletin of the Yamagata University. Medical science : Yamagata medical journal}, month = {Aug}, note = {論文(Article), [背景] : 赤ワインに含まれるポリフェノール化合物(Red Wine Polyphenolic Compounds; RWPC)が循環器疾患の予防・改善効果をもたらすことが示唆されている。 高コレステロール血症では虚血性心疾患の発症頻度が高く、その原因の一つに血小板凝 集能の亢進が考えられる。RWPCは血小板凝集抑制作用を持つことが報告されている が、生体内での血小板凝集抑制機序については不明な点が多い。本研究では、食餌性高 コレステロール血症ラットの血小板機能に対するRWPC含有赤ワイン凍結乾燥品の長期 投与の効果を検討した。[方法] : 雄性Fischer 344ラット(2~3ヵ月齢)を三群に分け、通常の飼料(対照群)、 通常の飼料に4%コレステロールを混合した飼料(コレステロール群)、4%コレステ ロールに0.62%赤ワイン凍結乾燥品(RWPC)を混合した飼料(RWPC+コレステロー ル群)、の各々の飼料で1ヵ月間飼育し、血小板凝集能、血漿脂質を測定するとともに、 肝臓での脂肪沈着の変化を検討した。[結果および結論] : 1)血小板機能:コレステロール群では、対照群に比べ有意に亢進 した。一方、RWPC+コレステロール群では、コレステロール群でみられた血小板凝集 能亢進作用を有意に抑制し、対照群と差がなかった。2)血漿脂質:コレステロール群 とRWPC+コレステロール両群では、対照群に比べ有意に増加し、コレステロール群と RWPC+コレステロール群に差はなかった。3)肝臓の脂肪沈着:コレステロール群お よびRWPC+コレステロール両群では、対照群に比べ広範な脂肪沈着が認められた。以上より、RWPC長期投与は、食餌性高コレステロール血症ラットの血小板機能亢進 を抑制すること、その効果は、血漿脂質の変化とは関連していないことが示唆された。}, pages = {61--68}, title = {食餌性高コレステロール血症ラットの血小板機能に対する赤ワインポリフェノール成分長期摂取の効果}, volume = {26}, year = {2008} }