@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00001794, author = {松﨑, 学}, journal = {山形大学教職・教育実践研究 = Bulletin of Teacher Training Research Center, Yamagata University}, month = {Mar}, note = {論文(Article), 3小学校における満足型学級の学級集団の質の違いを探索的に検討するために, Q-U満足群出現率によって, Q-U満足群出現率80%以上の学級(タイプ1), 同70%台の学級(タイプ2), 同50‐60%台の学級(タイプ3), 同50%未満の学級(タイプ4:補足的に)を比較検討した。研究Iでは, Q-Uアンケートデータによる比較検討の結果, すべてタイプの主効果が有意であった。Q-U尺度得点ごとの等質サブグループの結果は, 意欲尺度においては「学級雰囲気」でタイプ1‐2とタイプ3との間の明確な違いが見られた。「承認得点」では, タイプ1‐2‐3間の差が明確で, 「被侵害得点」ではタイプ1‐2とタイプ3とに分けられた。また, 「学級雰囲気」と「承認得点」に関しては, 学校間の違いも見られた。さらに, Q-U因子構造も満足度尺度においてタイプ間の違いが見られた。研究IIでは, 本物の自尊感情と理解される本来感尺度得点に関してタイプ間および学校間の比較検討が行われた。タイプ1では, Q-U3因子が肯定的な影響を与えていたが, タイプ2・3ではそのうちの2因子がそれぞれ影響していた。また, 学校間の違いが大きく影響していることがわかった。特に, 本来感に及ぼすQ-U因子の影響が, X校と他の2校との間で異なっていた。それらの総括的結果は, 全体的に80‐90%台の満足群出現率のクラスの優位性が確認され, また, 学校間の違いも確認された。これらの結果は, 学級集団の成熟度に及ぼす教師のリーダーシップの観点から考察された。キーワード:学級集団の質, Q-U満足群出現率, 本来感, 学級機能尺度, 児童}, pages = {9--21}, title = {Q-U満足型学級集団の質の違いに関する探索的研究I : Q-U満足群出現率の違いと本来感へのQ-U因子の影響}, volume = {7}, year = {2012} }