@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00000196, author = {関口, 弘恵 and 大竹, まり子 and 北目, 文郎 and 赤間, 明子 and 鈴木, 育子 and 小林, 淳子 and 日下, 和代 and 永田, 茂樹 and 佐藤, 千史 and 叶谷, 由佳}, issue = {2}, journal = {山形大学紀要. 医学 : 山形医学 = Bulletin of the Yamagata University. Medical science : Yamagata medical journal}, month = {Aug}, note = {論文(Article), 【背景】高齢社会の進展に伴い、要介護状態でオムツを着用する高齢者数が増加している。オムツを着用することで起こるスキントラブルや尿路感染予防、褥瘡発生予防、悪臭防止のためにも、陰部洗浄は重要な看護ケアのひとつである。一方、緑茶の持つ除菌・抗菌効果や消臭効果に着目した研究が行われているが十分な結果は得られておらず、抗菌効果と皮膚のpHとの関連が指摘されている。そこで、本研究では緑茶カテキン入り精製水で陰部洗浄することによる大腸菌、ブドウ球菌、カンジダ菌に対する抗菌効果、陰部皮膚のpHと菌の関係、臭いと菌の関係について検討することを目的とした。【方法】老人保健施設に入所する高齢オムツ着用者34名を対象に、1人あたり1日1回 14日間、二重盲検無作為割付法にてカテキン入り精製水群と通常の精製水陰部洗浄群に割り付けて陰部洗浄を実施した。洗浄前、洗浄7日目、洗浄14日目、洗浄後7日目の4回、菌、pH、臭いについて調査した。【結果】(2)カンジダ菌、大腸菌、ブドウ球菌の抗菌効果は明らかな結果が得られなかった。(2)pHは、洗浄前と比較すると介入群は洗浄終了後7日目に有意に弱酸性に傾いた。 (3)評価者2名の臭いの評価では、消臭効果が明らかにならなかった。【結論】カテキン入り精製水による陰部洗浄の抗菌作用、消臭効果は明らかにならなかった。今後、さらに洗浄期間を延ばす、洗浄頻度を増やす、培養方法などの検討が必要である。大腸菌量が増すと臭いが悪化することが示唆され、大腸菌を減らすケアが重要である。}, pages = {99--108}, title = {オムツ着用者に対するカテキン入り精製水による陰部洗浄効果}, volume = {27}, year = {2009} }