@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:02000785, author = {西,美智 and 竹原,功 and 日根,早貴 and 佐藤,藍 and 中村,文洋 and 山口,理紗子 and 堀川,翔太 and 伊藤,友理 and 中井,奈々子 and 松川,淳 and 松尾,幸城 and 川越,淳 and 清野,学 and 太田,剛 and 永瀬,智}, issue = {1}, journal = {山形大学紀要. 医学 : 山形医学, Bulletin of the Yamagata University. Medical science : Yamagata medical journal}, month = {Feb}, note = {論文(Article), 【背景】 子宮内膜症合併不妊症は、生殖補助医療(Assisted reproductive technology;ART)による妊娠成績が低下することが知られている。EFI(Endometriosis fertility index)スコアは子宮内膜症術後のARTによらない待機的管理または排卵誘発および人工授精における妊娠予後に有用な指標であるが、ARTによる妊娠成績との相関については議論の余地がある。そこで本研究では当院の子宮内膜症合併不妊症患者のEFIとARTにおける妊娠成績の関連を検討した。 【方法】 2017年1月から2020年12月に山形大学医学部附属病院産婦人科で行ったARTのうち子宮内膜症合併不妊症患者のARTの採卵167周期(121例)を対象とした。診療録から患者背景や検査値、手術所見、妊娠成績を抽出し、後方視的に検討した。統計学的解析はFisherの正確検定、Mann-Whitney U 検定、多重ロジスティック回帰分析を用いた。p値<0.05を有意差ありとした。 【結果】 子宮内膜症手術歴のあるものは84周期(手術群)、ないものは83周期(非手術群)であった。手術群のうち、妊娠に至ったのは22周期(妊娠群)、至らなかったのは62周期(非妊娠群)であった。妊娠群のEFIスコアは非妊娠群に比べて有意に高かった(5点 vs. 3点, p=0.02)。さらにEFIスコアが高いほど胚移植ごとの累積妊娠率は高かった。 【結論】 EFIスコアはARTにおいても妊娠成績の予測に有用な可能性がある。}, pages = {60--68}, title = {子宮内膜症合併不妊患者のEndometriosis fertility indexと 生殖補助医療の妊娠成績についての検討}, volume = {42}, year = {2024} }