@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002062, author = {阿部, 襄}, issue = {2}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Jan}, note = {論文(Article), 【緒言】 水田は日本に於ては特殊の地帯をなして居り,経済的にも重要なところであるので,この地帯の生物の綜合的な生態学的研究を行いたいと思って居た.しかし水田の生物に就いては害虫としての研究は非常に多く特に二化螟虫の研究は著しい.(深谷, 1950) しかし山形県庄内地方に於ける水田害虫の研究は加藤・山下(1946), 岡崎(1940) 等あるが,他はあまりない様である.著者は水田生物の遷移等を1年を通して観察した.そして先にカプトエピApus aequalis PACKARDの生態と庄内地方の気象との関係を報告した(阿部, 1951).今は稲が成熟する頃の9月初旬に於ける稲上の生物の活動,特に二化螟虫の垂直移動の生態を主にした研究結果を報告したいと思う.研究場所は山形懸,鶴岡附近であるが,この野外調査の際は,村井貞彰氏に種々手伝って頂いたのでここに心から感謝申し上げる.叉この研究は文部省科学研究費による研究の一部であるので深謝申し上げる.}, pages = {196--210}, title = {水田生物の生態学的研究(第2報) : 稲上の動物群集の生態,特に二化螟虫幼虫の垂直移動について}, volume = {1}, year = {1952} }