@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002066, author = {岡本, 勇 and 薄衣, 俊郎}, issue = {2}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Jan}, note = {論文(Article), 【緒言】 昨年鳥海山登山の際、偶々9OOm標高附近の比較的陰湿な地帯に限りサンカヨウの群落が存在して、時恰も7月中旬なりしため匍匐状の果実を着生して、何等かの利用が考えられた。少くとも微生物の分離は可能であり、又、果肉種子等より特殊な成分の抽出が出来れば興味ある問題である。附近の住民に其の利用に就いて質したるに注目す可き資料は得られなかった。帰校後ハイダツク液に2、3果をつぶして投入せしに徴弱乍ら醸酵を起し液より酵母の分離は可能である。果汁は甘酸味を有し、異臭味なく極めて普通な果実と見られる。文献に就而見るに植物学的記載はあるが、共の成分及微生物に就而は特に記録は見付からなかった。本年7月末湯殿山及大鳥湖登山に際し、約5kgrの試料を得たので、之に就而研究を進めて居る。大鳥湖部落附近では方言として沢葡萄と称し、食し得ると謂う。乾物は恰も梅干の如き芳香を有する。本報告に於ては、一般的な分析及果汁の微生物成育に対する態度に就いて報告し2報以後に於ては特殊成分及微生物の検索に就いて報告する予定である。}, pages = {181--188}, title = {サンカエウの成分並微生物に関する研究(第1報)}, volume = {1}, year = {1952} }