@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002067, author = {青葉, 高}, issue = {2}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Jan}, note = {論文(Article), 玉葱の東北地方に於ける生産並消費は最近著しい増加を見て居るが、その方法は、東北地方が地理的には北海道、関西二大玉葱産地の中聞に在りながらも殆んど関西式そのままに行われて居る。併し之を水田裏作とするには更に早熟化する要があり、反面恵まれた貯蔵条件を生かすためには反対に晩熟化も有利である。叉東北地方に於ては、最近長野県高冷地で可能性が実証された玉葱春播栽培の遡用も考えられる。以上の熟期、貯蔵性の理論的根拠は玉葱の休眠現象であるが、之に就ては従来単に倒伏~萌芽現象に依て常識的に扱われてる事が多く、其の本質に関しては殆んど未検討に近い状態に在る。叉休眠と密接な関係にある球肥大現象に就ては、Garller氏等の日長効果、Thompson氏等の温度の研究に依り其の根本的要因は明かにされたものの、最近注目され出した仔球栽培の早熟化現象、春播玉葱倒伏期の遅延、或は肥料、乾燥の影響等経験的には知られながらも機構の明かでない事象が相当多い。従って諸条件と球肥大、倒伏、休眠との関係を研究し其の本質を明にする事は、単に玉葱の本性を知り得るのみでなく実用的見地からも極めて重要である。以上の理由より表記の研究を行いつつあるが此処に其の一部を報告する。}, pages = {154--164}, title = {玉葱の休眠に関する二三の実験(第1報)}, volume = {1}, year = {1952} }