@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002079, author = {須佐, 寅三郎 and 宍戸, 英雄}, issue = {4}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Mar}, note = {論文(Article), 【緒言】 1949年に山形県で作られた輸出用平核無干柿の果肉の表面近くに、点々と白味がかった異状な斑点が現われて、外観を損じたため輸出に困難を来たした。著者の一人須佐は、昭和24年度産の平核無干柿に現われた白斑が、加工工程中に出来たのか、生理的に形成されたものかを調査中の処、産地西田川郡袖浦村黒森地帯の河岸地産の生果に、既に出ていた事を現地に於て確認し、若しこの病斑が毎年発生すれば、輸出用として不適当となり輸出振興上に重大な支障を来たすのでこれを解決しようとして、須佐が主任研究者となり、農産加工は岡本教授、植物保護は後藤助教授、土壌肥料は宍戸が担当して、1950年4月から実験を開始した。この白斑を生ずる原因は柿園管理の状況等から判断して、恐らく微量要素の欠乏によるものとし、その中で最も多数の作物の生理病に一番関連性の深い硼素について最初の試験を試み、1950年4月より1952年12月まで調査研究を行った。而してこの期間中に、土壌肥料関係、生果並に乾果に於ける白斑の有無、乾果中の棚素の含有量、試験園土壌を用いてひまわり並に廿日大棋の栽植等一応の調査研究も終了したので、ここに報告し大方の叱正と御教示をお願いする次第である。}, pages = {353--364}, title = {柿の生理病害に対する硼素施与の効果に関する一実験}, volume = {1}, year = {1954} }