@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002081, author = {岡本, 勇 and 薄衣, 俊郎 and 赤谷, 清次郎}, issue = {4}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Mar}, note = {論文(Article), 【緒言】 東北各山系に於ける、ブナ材の分布は全国的に有名であって、其開発利用は最も緊急を要する問題の一つである。著者等は製材時の廃材、鋸屑、及山元に於ける小枝の炭を原料とする、活性炭の炭焼実験を試みた。従来活性炭原料としては、種々なる樹種に就て大体の試験が成されて居り素材としてのブナ材は中位である。小栗拾蔵著、応用コロイド化学上巻(p.88)に由ると、欅炭、楡炭、ウラジロガシ炭は最も優れ、サイカチ炭、ブナ炭、朴炭、桑炭は中位以下である。近時原料分布の関係上、松樹に就ての研究を見る。炭焼の理論は近時やや鮮明され、実際の製造上の実験報告も多くなった。之等は本実験の参考となった。本研究報告に於ては第1編に於ては鋸屑を原料とし、主として硫酸、硫酸曹達、塩化亜塩、塩化石灰、塩化苦土、硫酸苦土及之等の各比率に於いて、混和したものに由る賦活試験を行った。第2編に於てはブナ炭(黒ズミ)を原料とし、専ら水蒸気賦活の実験をなし、両者に於て、今日1級長(薬局方)と称せられるものの数種が得られ、其の製造の基準条件をもつかみ得たので、ここに報告する次第である。}, pages = {289--306}, title = {ブナ廃材より活性炭の製造実験(第1報)}, volume = {1}, year = {1954} }