@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002097, author = {渋谷, 紀起}, issue = {2}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Mar}, note = {論文(Article), 【緒言】 稲苗から新根が生長するには,新根構成のための構成的物質代謝と,構成仕事のためのカ源的物質代謝とが必要である.この場合のAnabolismの主体は蛋白合成であり,Catabolismの主体は呼吸である.それゆえ,稲苗発禄力の力源を探ねることは,その場合の呼吸基質及びその変転を探るに他ならない.しかし“KeinWachstum ohne GlykolyseはWarburg(1926)の有名なテーゼであって,呼吸基質は,それよりも高分子の炭水化物またはそれらの燐酸エステル等の分解によって生成されてくるものであるから,稲苗発根力の力源探求は,いきおい,稲苗体内の光合成生成物及びその変転を探求することを中心とせねばならなくなる.しかし,これはなかなか難しい問題であって,純農学の分野にたつ筆者にとっては,まさに荷が重すぎる研究問題のようである.本報告では,各トピックごとに,実験方法,結果及び考察を記した.}, pages = {59--71}, title = {稲苗発根力の力源}, volume = {2}, year = {1956} }