@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002111, author = {青葉, 高}, issue = {4}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Mar}, note = {論文(Article), 【緒言】 カブの分類についてはSinskaja女史の詳細な研究があるが,これによると本邦のカブは金縁無毛の日本カブ群として7群のうちの1つにあげられている.又Yarnell氏は最近の著書に於いてカブをWestern European groupとAsiatic groupの2群とRussian,Asia minor, Afghan lndian及びJapaneseの4亜群に分類している.又最近渋谷氏等はカブの種皮の表皮型には2つの型があり,西欧系カブはB型,日本系カブはA型であることを見出し,この点から,我国で栽培されるカブ品種はその中に2,3の西欧系品種及び中間型品種も存在するが大多数の品種は日本群に属するものであることを確認した.元来カブは本邦における栽培廃も古く,従って全国各地に土着の地方品種が見られている.このうち現在広く各地に栽培されるものは西日本系の品種で,従ってそれらの特性等についても一応調査され,これらはすべて日本カブ群に属することが知られているが,東日本,特に東北地方の地方品種については従来検討されたところが少ない.この意味から東北地方各地に古くから栽培されて来たカブ在来種につき調査した結果,これらは西欧系品種で,所調日本カブ群には入らぬものであることを認めた.その後更に東北,中部及び北陸地方の在来種,並びに既に明らかにされている西欧系品種を調査した結果,本邦におけるカブの品種分布についての従来の考えを再検討する必要のあることが感じられた.本報はその基礎資料として本邦各地,特に東日本に土着する西欧系品種の分布と相互の類縁関係を調査検討したものである.本調査に際しては関係各所の理解ある御協力を戴いた.ここに深謝する.}, pages = {403--415}, title = {本邦における西欧系カブ品種の分類}, volume = {2}, year = {1958} }