@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002202, author = {青葉, 高}, issue = {1}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Feb}, note = {論文(Article), 【摘要】オーニソガラム属の3種の花丹(0.arabicum,O.thyrsoides,O.umbellatum)を用い,タネ球に対する2~15℃の低温処理が新球形成に及ぼす影響について実験を行なった.(1).オーニソガラムの鱗茎を2℃,5℃,9℃で60,90日間低温処理した後,20℃の恒湿器内においた.その結果,O.arabicumでは側球が肥大した.一方O.thyrsoidesとO.umbellatumは恒温器内では球の肥大がみられなかった.(2).2~15℃で30,60,90日間低温処理した球を鉢に植え,20℃,16時間日長で栽培した.O.arabicmは2~9℃で30日間以上処理した区は新球を形成した.一方O.thyrsoidesは5℃,9℃の60,90日間処理区と,2℃,15℃の90日間処理区は球を形成した.O.umbellatumでは低温処理区のうち5℃,9℃の30日間処理区と2℃の60日処理区では新球を形成しなかった.(3).以上の事実からみて,これらのオーニソガラムは,5~9℃前後の低温処理により球の形成に応ずる生理状態が誘起され,20℃前後の温暖条件で新球の発育が進むものと思われた.(4).従前のニンニク,フリージアやオキザリスの実験成績や,本実験の結果からみて,低温処理により球根形成が可能になり,または促進されることは,初夏に球根を形成する球根作物に広くみられる特性と思われ,この現象は花成の場合の春化と類似している.(謝辞)本実験の遂行に当り協力をいただいた本学の高樹英明,岩城実の両氏に対し,深く感謝します.}, pages = {229--237}, title = {球根作物の球形成に及ぼす温度の影響(第5報) : 低温処理がOrnithogalum arabicum L., O. thyrsoides JACQ.と O. umbellatum L.の球形成に及ぼす影響}, volume = {7}, year = {1974} }