@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002229, author = {金内, 英司}, issue = {2}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Feb}, note = {論文(Article), 【摘要(抄)】前砂丘の機能改善とその工法改善策を探知するために,風速と飛砂による砂面変動の実態を解析しその実態が砂草植栽や砂地造林など植生におよぼしている被害を述べ,併せて夏期における敷ワラや砂草による砂表面の高温抑止作用,水分量ならびに飛塩分布などについて実験をおこなった.これらの結果を前砂丘の主要機能とされている飛砂の防止,風速の緩和,海水害の軽減の3項目と比較検討をおこなった.(中略)以上の諸事実から,上記3項目の機能はすでに限界を越えており,とくに前二者については全く期待できず,逆に被害を急速に増大させていることがわかった.海水害の軽減も飛塩の減少効果が推定されたのみである.従って現行の前砂丘工法は速やかに改善されるべきであろう.前砂丘の機能改善策として,現存する前砂丘を緩傾斜化しその諸機能を発揮させることを目的として,次のような改修工法を提案した.(1)高浪の侵入と飛砂の発生を阻止するため,てい線からかなり離れた内陸側に低い堤防を構築する.(2)堤防天端から内陸側に現存する砂防林地にかけて,盛土,切土量が等しくなるように緩傾斜の計画こう配線を決定する.(3)計画こう配線が決定したら,計画こう配線以上の土量は削除して盛土部を埋め,所定のこう配に整地造成する.(4)造成地には速やかに飛砂防止と強風緩和のための静砂垣と防風垣を設置し砂草植栽と砂地造林を実行する.}, pages = {293--408}, title = {前砂丘の機能とその改善に関する研究}, volume = {8}, year = {1979} }