@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002237, author = {上出, 順一 and 土屋, 功位 and 佐々木, 央}, issue = {3}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Jan}, note = {論文(Article), 【摘要】マイクロ波利用による籾の連続乾燥における特性を実験的に明かにしさらに熱風乾燥法との比較を行った.実験装置は前報のものと同じであり加熱室容量は5.21で,約4kgの籾が入る.以下に要約を列記する.1.加熱時聞が長くなると籾温はほぼ直線的に増大したが,乾減率はパッチ式の場合と異なり若干低下した.なお籾温の上昇は高水分籾より低水分籾で高かった.乾減率はパッチ式の場合と同様に籾の水分含有率が高いほど,そしてマイクロ波出力が大きいほど大きかった.2.乾減水分は加えられた熱量にほぼ比例して増大し,胴割も加熱量が増すほど増加した.3.胴割率からみて,連続して加え得る熱量には限度があり,胴割率5%以内の許容熱量は,籾水分によっても異なり,18.3%籾で18.8kcal/kg,22.7%籾で32kcal/kg,26.9%籾で65kcal/kgであった.したがってマイクロ波乾燥では数行程に分けて行う必要がある.4.乾燥室における乾減水分量は全体の1O~25%であった.連続乾燥における熱効率は40~75%の範囲にあり,バッチ式のそれより大きかった.5.マイクロ波乾燥の乾減速度は熱風乾燥より大きいが,熱効率は低かった.マイクロ波乾燥では胴割発生の原因の1つである籾温のコントロールが困難であるのが問題である.}, pages = {619--627}, title = {籾の高周波乾燥に関する研究(第2報) : マイクロ波による籾の連続乾燥}, volume = {8}, year = {1980} }