@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002243, author = {東山, 勇}, issue = {1}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Jan}, note = {論文(Article), 山形県庄内地方は,4万haの水田をかかえる我が国でも屈指の米作地帯である.しかし,沖積低平地のため一般に地下水位は高く,表層50cm以内にグライ層が出現する面積は全体の2/3を越えるといわれ,これまで排水など土地改良事業に力が注がれてきた.現在,圃場整備が進められているが,低位泥炭を下層に介在する地区など軟弱な地盤が多く,施工上の色々な問題を惹起している.農業用水をパイプラインシステムで取りこむ方法は,個別的な水管理ができるという長所はもとより,このような勾配のとりにくい低平地で利用できる大きな特徴をそなえている.しかしながら,パイプラインシステムにはもともと米国のように,我が国とは比べようもない恵まれた地盤条件で主に石油輸送などで開発され,発達してきた方法だけに,農業用水への適用に当っては色々な問題があろう.農業用パイプラインが最初に大規模にとりあげられたのは愛知・豊川両用水,特に豊川用水における支線および,畑地かんがい事業からと思われるが,その後,樹園地なども含む畑かんシステムなど全国各地にめざましい普及を示し,設計基準も昭和52年に改訂された.しかしながら第三紀グリーンタフ変動を受けた東北地方,特に日本海側では,それらを起源とするヘドロ化した軟弱な粘土層を下層にもつものや,泥炭を介在するものなど前述の地盤条件のために,設計基準の解釈と適用には苦慮する問題も多い.こうした沖積水田にパイプラインによる配水が採用された場合,これら農業用パイプラインの構造的な安全性および経済性を追究するために,パイプに働く土中応力が,とう性管におよぼす影響を解析する必要がある.}, pages = {79--91}, title = {マイクロコンピュータ利用による埋設とう性管の有限要素法解析}, volume = {9}, year = {1982} }