@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002247, author = {上林, 美保子 and 佐藤, 祐樹 and 笹原, 健夫}, issue = {1}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Jan}, note = {論文(Article), 【緒言】イネの穂の構造に関する研究は,松島と真中の栽培条件と枝梗数,籾数との関係,蓬原らの密・疎穂の研究などがあるが,穂の構造をその機能との関連でとらえた研究は少ない.著者らは,他の報告において,インド型に属する品種および大粒種の穂重増加速度が速いのは,sink strenght(=sink size x sink activity)において, sink activityに穂型が関与していることによることを指摘した.イネの穂の一次枝梗籾数は一次枝梗が着生している穂軸節位によって,大きな差はみられないが,二次枝梗数と二次枝梗籾数は,それらが着生している一次枝梗の穂軸節位によって,大きく変動する.とくに, 二次枝梗籾数の変動パターンは,イネの生態型によって,特徴ある差異を示す.この変動パターンによって,穂型はI 型~V 型に分類される.I型は,二次枝梗着生籾下位優勢型で,大粒種,陸稲が属しⅢ型は中位優勢型で,日・印交雑種と日本型に属する一部の品種が属し,V型は上位優勢型で,主に,インド型に属する品種が属する.なお,I,Ⅲ型と,V型の中間の型として,それぞれII型, Vl型をもうけた.また,一次枝梗数を,二次枝梗籾数を最も多く有する一次枝梗の穂軸節位で除した値(最大二次枝梗籾数の穂軸節位比)も,穂型によって特徴的な値を示す.本研究は,著者らの分類方法に基づく穂型が,肥料水準によってどのように変化するかについての知見を得ることを目的として行った.}, pages = {13--24}, title = {イネの穂型の肥料水準による変化の品種間差異}, volume = {9}, year = {1982} }