@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002325, author = {高橋, 敏能 and 佐原, 直子 and 萱場, 猛夫}, issue = {4}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Jan}, note = {論文(Article), 【緒言】反芻家畜に給与する飼料は大きく分類すると,糖・澱粉などの易発酵性成分に富む濃厚飼料と繊維性成分に富む粗飼料に分けられる.家畜の生産性を上げるために採食量の増加と栄養価の向上を図ることが必要であるが,濃厚飼料と粗飼料を給与する反芻家畜では,採食量と栄養価に関係する種々の要因が伴う.即ち,一般に採食量が増加するにつれて飼料の消化率が低下する.また,濃厚飼料を多給すると,所謂“澱粉減退現象により繊維性成分を中心にした栄養価の低下と濃厚飼料多給障害による疾病が伴い易い.一方,粗飼料はその種類に加えて給与形態の違いも,生草,乾草,サイレージなどのように豊富であるが,一般に嗜好性が劣るため,実際の給与量と採食量が異なることはよく経験することである.これらのことから適切なる濃厚飼料と粗飼料の給与割合と給与量を知ることは大いに意義があることと考えられる.反芻家畜では炭水化物は第一胃内で微生物により揮発性脂肪酸(以下VFAと略す)に分解され,濃厚飼料を多給するとプロピオン酸,粗飼料を多給すると酢酸がそれぞれ優先して発酵することは広く知られている.近年,これらのVFA組成の違いが肥育や泌乳の生産性に大きく関与していることが明らかにされている.本実験は,異なる濃厚飼料給与水準で各種粗飼料を不断給与したときの栄養価と採食に伴うVFA組成の変化について検討し,適切な濃厚飼料と粗飼料の給与割合と給与量を探ることを目的とした.}, pages = {795--800}, title = {メン羊における濃厚飼料制限給与時の粗飼料不断給与が飼料の栄養価と第一胃内液VFA組成に及ぼす影響}, volume = {10}, year = {1989} }