@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002392, author = {高橋, 敏能 and 小林, 満 and 萱場, 猛夫 and 今田, 哲雄}, issue = {4}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Jan}, note = {論文(Article), 【緒言】近年,肉豚を生産する給与方法においてwet feeding法が急速に普及している.Wet feeding法は,従来のように,給餌器と給水器が分離されていて,飼料の摂取と飲水を豚が移動しながら行っていた給与方法(dry feeding法)とは違い,給餌器に給水器が設置されている給餌器で給与する方法である.この給与方法では,豚は,直接乾燥している飼料を摂取するのではなく,下の飼槽に落ちた飼料と飲水の際,給水器から落ちた零れ水とが混合された湿った飼料を常に摂取することになる.wet feeding法で豚を肥育すると,短時間に多量の飼料を摂取するため豚間の採食の競合が解消され発育が斉一的になる,増体量の増加がはやまり出荷日齢が短縮される,飼料要求率が改善される,飼料の飛散が防止されるため呼吸器疾患が減少する,飲水量が減少するため排泄尿量が減少するなど多くの有用性が上げられている.肉豚を生産するにあたって飼料の利用性の向上を考えるとき,嗜好性の改善に加えて栄養価も重要な要因と思われる.しかし,wet feeding法にしたときに飼料成分の消化率との関係でdry feeding法と比較・検討した報告はみあたらない.一方では,枝肉を販売するときに販売価格を決定する枝肉格付けに与える影響も重要な要因である.この枝肉格付けの際,上物率が向上するという結果や逆に,厚脂になるため低下するという指摘があり,必ずしも一致していない.本報告は,wet feeding法とdry feeding法とを比較しながら豚の肥育試験を実施し,採食行動と肥育成績を従来の報告と比較・検討するとともに,消化試験を実施して栄養価に及ぼす影響を調べた.更に,屠場に出荷された枝肉の上物率と格落ちした原因を調査し,枝肉の格落ちと密接に関係している体脂肪の性状について調査した.}, pages = {707--716}, title = {肉豚におけるwet feeding法が肥育成績と体脂肪性状に及ぼす影響}, volume = {11}, year = {1993} }