@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002421, author = {鈴木, 洋 and 高橋, 輝明 and 樋浦, 巌}, issue = {2}, journal = {山形大学紀要. 農学 = Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science}, month = {Jan}, note = {論文(Article), 【摘要】まず,胚発芽時の形態的特徴の観察を行ない,正常に生長をする個体は発芽の段階で子葉を大きく開かずに幼根肥大,本葉展開を行ない,子葉自体は緑化,硬化してゆくという特徴を観察した寒天,ペーパーブリッジ,パーミキュライトの3種の発芽床の比較から,パーミキュライトは従来最も普通に用いられてきた寒天よりも高い発芽をもたらすことを明らかにした.さらに,パーミキュライトの発芽床においては果実肥大完了の段階で摘出された未完熟症をも十分に発芽させることができた.過去の胚発芽の実験で発芽率が低かった原因の1つは明らかに発芽床にあったと考えることができる.パーミキュライトで高い発芽が得られる原因については水分の供給,植物体から培地に出される発芽阻害物質の滞留,植物体から培養器空間に放出される揮散物質等が考えられ,この点を明らかにする目的でパーミキュライト発芽床に加える水分添加量を変えたり,培養器空聞からガスを抜くような処理を試みた.その結果過剰な水分が発芽に対して阻害的な影響を及ぼすことは確かであるが,そのことで寒天培地の成績の悪さを説明することは出来ないと思われた.またガスの抜取りによって生育が促進されることはなく,個体の置床密度の高まりに伴う生育の上昇は培地の側に原因が帰せられることが推察された.}, pages = {111--118}, title = {オウトウの胚培養における発芽床の検討}, volume = {12}, year = {1995} }