@book{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002994, author = {梅津, 保一}, month = {Sep}, note = {図書の1章, 『山形県の考古と歴史 : 柏倉亮吉教授還暦記念論文集 : 山形史学研究 第5・6合併号』(山教史学会, 1967年)p.234-251所収, 近世後期における最上川水運の統制は、寛政四年の大石田川船方役所、幕府による最上船の直差配の設置を起点としている。寛政四年以前の川船差配役に変って設置された大石田川船方役所は。横山昭男氏が指摘しているように、最上船持・諸商人の代表たる大石田河岸荷問屋を船方惣代目御用達として最上川水運の統制に当り、最上船拝の掌握・酒田船方との協定・隠荷の廃除・大名手船の統制などを行うことによって、領主荷および商人荷輸送の円滑化を図り、混乱した最上川水運の秩序を再建・強化することに重要な役割を果したのである。本稿は、横山氏のすぐれた研究をふまえ、幕府直差配下に展開した領主荷輸送および商人荷輸送をめぐる諸問題の分析を通して、近世後期に至って最上川水運がどのように発展・変化するかを明らかにしようと試みた一つの作業である。}, publisher = {山教史学会}, title = {近世後期における最上川水運の諸問題}, year = {1967} }