@book{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00002995, author = {大友, 義助}, month = {Nov}, note = {図書の1章, 『最上川流域の歴史と文化 : 工藤定雄教授還暦記念論文集』(山形史学研究会, 1973年)p.375-392所収, 清水河岸は最上川の中流部に位置し、同川流域の河岸の中でも、最も古く開かれた河岸の一つである。清水河岸については、とくに大石田河岸との関連で、長井政太郎先生『大石田町史』をはじめ、近くは横山昭男氏等の一連の研究がある。筆者も数年来、同地域の村史編集事業にかかわり、清水町旧庄屋小屋家および合海町旧庄屋兼大石田川舟役所清水河岸出張所詰皆川家の所蔵史料を披見し得た。小稿は右の史料を中心に、文化二年以降幕末まで、清水町と古口町との間に争われた「居前銭一件」について考察を試みたものである。この紛争は寛政四年以後の大石田川舟役所の最上川水運直差配の制度とかかわり、また新庄藩の領内商品流通統制政策とも関連し、まことに複雑な様相を呈している。加えて、史料的な制約も著しいので、その全貌を明らかにすることはとうてい不可能であるが、史料紹介の意味を兼ね、右「居前銭一件」の意味を考えてみたい。}, publisher = {山形史学研究会}, title = {近世後期における清水河岸の一考察 : 清水町・古口町居前銭一件を中心に}, year = {1973} }