@techreport{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00003065, author = {山野井, 徹}, month = {Mar}, note = {テクニカルレポート, はじめに 山形県内の新しい地層, とくに第四紀層を研究する者にとって,良い露頭が少ないことは悩みの一つである.たとえ露頭があったにせよ, それが新しい時代のものであれば岩質が軟らかいこともあって, すぐに植物にその表面をおおわれてしまったりして,堆積物を直接見れないことが多い. しかし, こうした新しい地層が分布している所は, 人間の生活の基盤として利用されていることが多いため,土木工事などによって新たな露頭が人為的に作り出されることも少なくない. したがって我々のように新しい地層を研究対象としている者にとっては,土木工事現場は良好な観察の場となる. とりわけ道路の切り取り法面は, しばしば地質学的に重要な事実を提供してくれている.今回は,今までに数多く見てきたこうした法面のうち, とくに山形県の第四紀などの新しい時代の環境を解析する上で重要と思える化石が得られた現場をとり上げ,そこの化石を紹介し,あわせて産出の意義について若干の解説を加えてみたいと思う.}, title = {道路の切り取り面と化石}, year = {1981} }