@techreport{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00003075, author = {山野井, 徹}, month = {Mar}, note = {テクニカルレポート, はじめに 山形市の西部山地は自鷹山とその北東側に広がる台地状の丘陵地からなっている. この台地状の丘陵地は大小の湖沼群(凹地)と小丘(凸地)の散在によって特徴づけられている.ここの自然は「県民の森」として公園化され,自然に接する場所として広く利用されている.こうした地形は県内では類例がなく特有のものであり,その成因の解明が待たれていた.山形市は1998年から2ヵ年にわたって山形市西部地域自然環境調査を実施した.それによって白鷹山地の形成の実態がかなり明らかにされた(山野井,1990).しかしながら,その際の報告書は内部資料的な性格が強く,必ずしも広く公表されたわけではなかった.そこで当時の報告書の一部を引用し,その後見つかった新事実を加え,ここに改めて報告するものである.白鷹山地は,後述するように,火山体の崩壊によって形成され,それが侵食されて今日の丘陵地に至っていることが明らかにされた(山野井,1990).こうした台地そのものがもつ自然史が広く市民に理解され,かけがえのない自然の大地を今後, どう使っていくかについての叡知の一助になることを切望する次第である.}, title = {山形市西部(白鷹)山地の形成と侵食}, year = {1995} }