@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00003347, author = {俣川, 慶太郎 and 竹田, 隆一}, journal = {山形大学教職・教育実践研究 = Bulletin of the Teacher Training Research Center attached to the Faculty of Education, Art and Science, Yamagata University}, month = {Mar}, note = {論文(Article), 2001年から翌年にかけて,ドイツ初の幼少年向けフェンシング指導教本が2巻の姉妹本として刊行された。その後,両書とも改訂版が出され,英訳本も刊行されている。さらに,乗馬,射撃,体操,柔道等,10種目以上で同様のシリーズが刊行されていった。このように急速に広まっていった要因は,本書が東西ドイツフェンシングの潮流を継承していることや,幼少年自身が読んで書き込める体裁と内容であることがあげられる。しかしその根底には,スポーツを通して得られる様々な経験によって幼少年を教育していこうとするドイツにおけるスポーツ教育の理念が窺える。この理念を中核として,幼少年フェンサーに対しては,厳しい練習や勝敗を受け入れる経験を通して社会人としての自立を促そうとすること。保護者に対しては,子どもを認め,度を超した望みは慎むこと。指導者に対しては,子どもに干渉し過ぎないこと等の提言がなされている。このようなスポーツ教育についての理念は,現在我が国でも真撃に取り組むべき事柄であるから,本書の内容を吟味し,実践することは,今後の日本における幼少年を対象としたスポーツ指導に有用と考える。 キーワード:ドイツ / 幼少年 / フェンシング / 指導教本 / スポーツ教育}, pages = {11--19}, title = {ドイツにおける幼少年を対象としたスポーツ教育の研究 : 幼少年向けフェンシング指導教本「Ich lerne Fechten」をもとに}, volume = {9}, year = {2014} }