@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00003349, author = {松﨑, 学}, journal = {山形大学教職・教育実践研究 = Bulletin of the Teacher Training Research Center attached to the Faculty of Education, Art and Science, Yamagata University}, month = {Mar}, note = {論文(Article), Q-U満足型学級集団の質の違いに関する一連の研究において,本研究では,自主性尺度を構成し,自主性因子のタイプ間の違い(研究1)と自主性因子に及ぼす学級機能因子の影響を検討した(研究2)。また,松崎(2013)において,満足群出現率80%以上の学級の,本来感に及ぼす学級機能の影響で学校差が確認されたので, Q-U因子・学級機能因子・本来感・自主性因子のデータに基づき,あらためて各学級に対するクラスター分析を実施し,満足群出現率とは異なる再分類を試みた(研究3)。その結果,自主性尺度に関しては4因子が構成され,タイプ間の差が有意で、あり,タイプ1・2の優位性が見出され,また, X校の優位性が確認された(研究1)。自主性因子に及ぼす学級機能因子の影響に関しては「集団場面での主体性」因子に及ぼす学級機能の影響は,タイプ1学級の「教師のかかわり」因子が「所属感・貢献感」因子と「集団凝集性」因子を媒介して,「集団場面での主体性」因子に特に強く影響していることがわかった(研究2)。全尺度得点に基づいたクラスター分析結果は, Q-U満足群出現率による分類(タイプ1-4) とは異なる様相を示した。すなわち,クラスターによってはタイプ1-3を含むなど,新たな分類基準が存在する可能性が示唆された(研究3)。 キーワード:Q-U満足型学級集団,質の違い,自主性,学級機能,クラスター分析}, pages = {29--39}, title = {Q-U満足型学級集団の質の違いに関する探索的研究Ⅲ : 自主性因子に及ぼす学級機能因子の影響に関するタイプ間の違いとクラスター分析による再分類の試み}, volume = {9}, year = {2014} }