@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00004251, author = {鈴木, 百合子 and 清野, 学 and 榊, 宏諭 and 須藤, 毅 and 太田, 剛 and 永瀬, 智}, issue = {1}, journal = {山形大学紀要. 医学 : 山形医学, Bulletin of the Yamagata University. Medical science : Yamagata medical journal}, month = {Feb}, note = {論文(Article), 子宮体癌は近年増加傾向にある。子宮体癌の治療は手術療法であり、子宮筋層浸潤の程度や組織型などにより術後再発リスクが分けられている。高リスクの子宮体癌症例に対して、術後化学療法の有効性は認められているものの、使用薬剤については一定の見解を得ていないのが現状である。本研究は、子宮体癌術後のドセタキセル・カルボプラチン併用療法(DC療法)の治療成績について検討することを目的とした。2006年6月~2012年12月まで、当科で初回手術後に術後DC療法を施行された子宮体癌55症例とDC療法以外の化学療法としてパクリタキセル・カルボプラチン療法(TC療法)もしくはパクリタキセル・ドキソルビシン・カルボプラチン療法(TAC療法)を施行した37例を対象とした。術後DC療法(ドセタキセル70mg/m2、カルボプラチンAUC5)は全6コース施行した。全症例の観察期間中央値は37.6か月であった。DC療法とnon-DC療法(TCおよびTAC療法)で3年無増悪生存率はそれぞれ93%と86%(p=0.25)、3年全生存率は93%と95%(p=0.79)であり有意差は認めなかった。DC療法における有害事象の発生率に関しては、Grade2または3の末梢性感覚性ニューロパチーおよび四肢疼痛、Grade3または4の貧血がそれぞれ4%、5%、4%であり、その発生率はnon-DC療法と比較して有意に低かった。術後DC療法は、他の薬剤と同等の治療成績を示しており、貧血、末梢神経障害の有害事象の発生率が低下していた。}, pages = {36--42}, title = {子宮体癌術後補助療法としてのドセタキセルおよびカルボプラチン併用化学療法の有用性}, volume = {36}, year = {2018} }