@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00004253, author = {野津, 新太郎 and 渡邊, 利広 and 佐藤, 多未笑 and 菅原, 秀一郎 and 安次富, 裕哉 and 蜂谷, 修 and 平井, 一郎 and 木村, 理}, issue = {1}, journal = {山形大学紀要. 医学 : 山形医学, Bulletin of the Yamagata University. Medical science : Yamagata medical journal}, month = {Feb}, note = {論文(Article), 【背景】急性胆管炎・胆嚢炎に対する診療ガイドライン2013(TG13)では、急性胆嚢炎の第一選択の治療は早期または緊急の胆嚢摘出術であり、できるだけ腹腔鏡下胆嚢摘出術(laparoscopic cholecystectomy,LC)が望ましいとされている。今回、待機的LCと比較することで早期LCの有用性を検討し、早期LCの手術困難予測因子の検討を行ったので報告する。 【方法】急性胆嚢炎に対する早期LC20例の患者背景や手術成績を、待機的LC59例と比較検討した。また、出血量100ml以上、手術時間180分以上、開腹移行あり、術後合併症Clavien-Dindo(C-D)分類II度以上のいずれかを認めるものを高難度例と定義し、早期LCにおいて手術困難予測因子を検討した。 【結果】早期LC群は平均年齢が有意に低く(53.5 vs 66.9,p=0.009)、基礎疾患を有する割合が少ない傾向にあった(50% vs 72.3%,p=0.0967)。手術成績としては両群に統計学的な差を認めなかった。TG13胆嚢炎重症度中等症以上は軽症に比べ有意に高難度例が多い結果であった(100% vs 13.3%,p=0.00135)。 【結論】TG13胆嚢炎重症度は手術困難予測因子となりえるが、早期LCと待機的LCの手術成績に差は認めず、急性胆嚢炎に対する早期LCは有効な治療選択の一つと考えられた。}, pages = {22--28}, title = {急性胆嚢炎に対する早期腹腔鏡下胆嚢摘出術の有用性の検討}, volume = {36}, year = {2018} }