@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00004481, author = {推名, 祐美 and 本間, 千明 and 阿蘓, 裕子 and 柳橋, 志帆 and 関亦, 正幸 and 関亦, 明子}, issue = {2}, journal = {山形大学紀要. 医学 : 山形医学, Bulletin of the Yamagata University. Medical science : Yamagata medical journal}, month = {Aug}, note = {論文(Article), 【目的】我々は、がん治療の有害事象である唾液分泌低下や口腔粘膜炎の軽減を目指し、唾液腺の防護方法の開発に必要な唾液腺細胞の体外培養モデルの構築を行ってきた。本研究においては、マウス胎児の顎下腺(ME-SMG : mouse embryonic submandibular gland)上皮細胞の無血清単層培養に対する選択した4つの添加因子の効果を検討した。 【方法】胎生13日目のME-SMG原基から上皮組織を単離後、ME-SMG上皮組織を単一細胞に分散して96穴培養プレートに播種した。添加因子の効果は、基礎培地への添加の有無による細胞の増殖性で判定した。 【結果】選択した4種の添加因子を基礎培地にすべて加えることで、単一細胞に分散したME-SMG上皮細胞の体外培養に成功した。このうち、KnockOutTM Serum Replacement(KSR)とY-27632の添加はME-SMG上皮細胞の培養に必須であった。また、幹細胞性の維持や細胞の分化に関わるWnt-3a、R-spondin1の添加によるME-SMG上皮細胞の増殖促進作用を観察したが、どちらを添加しても増殖の促進は観察されなかった。 【結論】本研究において、KSRとY-27632を基礎培地に添加することでME-SMG上皮細胞の無血清培地による単層での安定した培養に成功した。}, pages = {98--105}, title = {マウス胎児顎下腺上皮細胞の初代培養におけるSerum ReplacementとRho-associated protein kinase阻害剤Y-27632の効果}, volume = {36}, year = {2018} }