@article{oai:yamagata.repo.nii.ac.jp:00000615, author = {Osawa, Toshiyuki and Yokota, Toshiyuki and Ono, Naoyuki}, issue = {2}, journal = {山形大学紀要.工学}, month = {Jan}, note = {論文(Article), W.G. Pfannにより開発された帯域溶融法は,初め金属および無機化合物の超高純度なものをつくるのに用いられ,その後,有機化合物の精製にも応用された。この方法は,基本的には分別操作の一種である。 C.H.L. Goodmanはこの操作を分別溶融法と呼ぶことを提案しており,筆者らもこれを採用し,化学工学の新しい単位操作としての開発を試みた。 分別溶融法による有機化合物の精製は,試料の物理的諸性質のためスケールアップは困難といわれ,いままでに報告された実験装置は,直径40mmのパイレックス硝子管が最大である。 本報においては直径120mm.ステンレス製円筒を用いアントラセンーフェナンスレン2成分系につき,スケールアップについての種々の検討を行なった。 その結果,新しい方法として通気分別溶融法(Gas Permeating Fractional Fusion)を提案した。本法によると,不純成分が揮発や昇華により上方に移動して精製効果を低下させるのを防ぎ,熱的経済性をも向上させる等,分別溶融法のスケールアップにおいて,きわめて良好な結果が得られた。また,新しい大型分別溶融実験装置も設計製作したのでこれらにつき報告した。}, pages = {545--553}, title = {Studies on Fractional Fusion Method II Scale up and Gas Permeating Fractional Fusion}, volume = {9}, year = {1967} }